会報バックナンバー

◆第38号　2025年1月
【書評】
書評『日中戦時下の中国語雑誌『女声』――フェミニスト田村俊子を中心に』	天神裕子	1
創られる「台湾料理」　陳玉箴『「台湾菜」の文化史』を読んで	徳間佳信	7
『中国語現代文学案内――中国、台湾、香港ほか』紹介	上原かおり	14
中国文学を伝える声、日中両国による平和への祈り―― 加藤三由紀編『黒い雪玉：日本との戦争を描く中国語圏作品集』書評	馮雷（齋藤晴彦訳）	16
佐藤普美子『美観と倫理――中国新詩研究』	齋藤晴彦	19
【作品評】
喬葉『宝水』――「新郷土」のその先へ	加藤三由紀	20
「同時代の中国文学」――『日中友好新聞』2023年連載		30
「夜の潜水艦・陳春成」（上原かおり）「中国の大半を横切ってあなたを寝に行く・余秀華」（小笠原淳）「太陽が死んだ日・閻連科」、「1984年に生まれて・郝景芳」、「瓦猫・葛亮」「秋園・楊本芬」、「神様の介護係・劉慈欣」（加藤三由紀）「花の声・蒋一談」（齋藤晴彦）
【エッセイ】
杜建国訪問録（二）	上原かおり、丁子承	42
中国文芸研究会台湾合宿2024参加記	松村志乃	50
【2023.9～2024.8例会報告の概要】
艾瑪「看不見的旅程」を語る会	西端彩	56
新詩の水脈	佐藤普美子	57
中国文芸家ＲＥＱＵＩＥＭ（2023年9月～2024年7月）	久保京子、編集委員会	59
活動の記録	松村志乃	72
編集後記	編集委員会	73
表紙イラスト　佐藤直美喬葉『宝水』北京十月文芸出版社　2022.11 栗山千香子・上原かおり編『中国語現代文学案内』ひつじ書房　2024.3 陳玉箴『「台湾菜」の文化史』（天神裕子　訳）三元社　2024.6

◆第37号　2023年12月
【論文】
知識青年がことばを綴ること ――ふたつの「孩子王」を再考する	松村志乃	1
「叛徒」と名指されし者の苦境 ――蕭軍「職業――這是哈爾濱的故事」に寄せて	下出鉄男	13
【訪問録】
杜建国訪問録（一）	上原かおり・丁子承	25
【追悼文】
萩野脩二先生を悼む	董大中／加藤三由紀　訳	37
【2022.9－2023.8　例会報告の概要】
陳育虹の近作を読む	佐藤普美子	43
翻訳について――「阿Q正伝」『黒い雪玉』を例として	塩旗伸一郎	44
格非『人面桃花』	下出宣子	45
【精読会】
張惠雯「街頭の小景」	精読会	46
「希望」の語り方　張惠雯「街頭小景」から	徳間佳信	62
中国文芸家REQUIEM（2022.9－2023.8）	久保京子、編集委員会	75
活動の記録	松村志乃	97
編集後記	編集委員会	98
表紙イラスト　佐藤直美格非『人面桃花』布老虎叢書　春風文藝出版社　2004.8 陳育虹『霞光及其它』浩範書店　2022.9 張惠雯『飛鳥和池魚』北京十月文藝出版社　2021.4

◆第36号　2022年12月
【論文】
中国現当代におけるユートピア文学 ――1911～1976年を中心に	朱力	1
【研究ノート】
辞書的解説と地方的主体の生成 ――1990年代以降の上海文学と文体論の交錯	賈海涛	13
【エッセイ】
釜屋修先生もきっと喜んでいるだろう（原題「随心起笔：釜屋修也会高兴的」）	馮雷	22
【2021.9―2022.8 例会報告の概要】
王一家の百年 ――王嘯平、茹志鵑、王安憶から見た建党100年	松村志乃	28
抒情の形式――卞之琳はどう読まれてきたか	佐藤普美子	30
1936年秋、北京の林海音と林芙美子	天神裕子	31
『繁花』と私	浦元里花	33
『黒い雪玉　日本との戦争を描く中国語圏作品集』によせて	下出鉄男	40
【『黒い雪玉』収録作の翻訳を終えて】
「防空壕の抒情詩」「平楽を憶う」の翻訳を終えて	佐藤普美子	50
「五四の夜」「北平から重慶まで」	布施直子	51
「英子の手紙」翻訳を終えて	天神裕子	57
『黒い雪玉』を手に取った時に思ったこと	倉持リツコ	59
「さらば友よ」「父の本」	松村志乃	60
劉連仁の「物語」二篇	塩旗伸一郎	63
会員、読者のお便りと訳後の補足	加藤三由紀	65
中国文芸家REQUIEM（2021.9‐2022.8）	久保京子、編集委員会	68
活動の記録（2021.9‐2022.8）	松村志乃	83
编后记	編集委員会	84
表紙イラスト　佐藤直美金宇澄『繁花』上・下（浦元里花訳早川書房2022.1）『黒い雪玉　日本との戦争を描く中国語圏作品集』（加藤三由紀編中国文庫2022.8）

◆第35号　2021年12月
【中国現代文学研究者懇話会2021年】
「辺境」の文学であったSFが《人民文学》に掲載されるようになったこと	上原かおり	1
中国系アメリカ人作家イーユン・リーの作品について	下出宣子	20
【論文】
黄春明が描く戦争の記憶 ――「甘庚伯的黄昏」から「有一隻懐錶」へ	西端彩	37
【エッセー】
人助けなのかそれとも助けられているのか？ ――普玄のノンフィクション小説『痛むだろう、指が』をめぐって	倉持リツコ	49
【書籍紹介】
華語文学が開く感情史への扉 ――張松建『華語文学十五家』（2020）を読む	佐藤普美子	56
【例会報告の概要2020.9-2021.8】
「新中国」に生きたマラヤ文学青年 ――王嘯平の自伝小説『南洋悲歌』、『客自南洋来』、『和平歳月』を読む	松村志乃	64
【精読会】
翻訳小説：浜北人	精読会	67
李其綱「浜北人」をめぐって ――精読会における議論から	徳間佳信	81
中国文芸家REQUIEM（2020.8-2021.8）	編集委員会	90
活動の記録（2020.9-2021.8）
活動の記録（2020.9-2021.8）	松村志乃	100
编后记	編集委員会	101
表紙イラスト　佐藤直美イーユン・リー（篠森ゆりこ訳）『独りでいるより優しくて』河出書房新社　2015.7 イーユン・リー（篠森ゆりこ訳）『理由のない場所』河出書房新社　2020.5 韓松《想像力宣言》四川人民出版社　2000.10

◆第34号　2020年12月目次修正版のダウンロード
【王耀平『羅山条約』読書会】
報告概要・王耀平紹介	加藤三由紀	1
王耀平書面発言	王耀平	4
訳者コメント	萩野脩二	5
読書会参加者エッセイ福島俊子・佐藤普美子・下出鉄男下出宣子・齋藤晴彦・倉持リツコ		11
【論文】
越境する中国SF文学 ――近年の日本における翻訳と紹介について	賈海涛	16
文学概念としての「80后」：命名の始まりと合理性	楊冠穹	30
【研究ノート】
「民工二題」、張梅「这里的天空」、塞壬「悲迓」について	徳間佳信	39
高齢化する中国：鉄凝「咳嗽天鵝」を読む	齋藤晴彦	47
【エッセイ】
中国を愛し、社会主義を愛す――私が知る釜屋修先生	孟繁華	53
私と中国――半世紀を振り返って	平石淑子	57
平石淑子さんの主な仕事	当文研事務局	58
暗闇に聞く象の鳴き声 ―― 映画『大象席地而坐』と小説『大象席地而坐』	下出宣子	60
汪曾祺「徙」覚書	加藤三由紀	68
中国文芸家REQUIEM（2019.8－2020.8）	久保京子、編集委員会	71
活動の記録（2019.9－2020.7）	松村志乃	89
编辑后记	編集委員会	89
会報投稿規程		90
表紙イラスト　佐藤直美汪曾祺《汪曾祺全集》人民文学出版社　 2019.1

◆第33号　2019年12月
【莫言研究日中研究者東京シンポジウム特集】
莫言研究日中研究者東京シンポジウム概要	加藤三由紀	1
大いなる悲憫(ペイミン)と魂を問うこと	張志忠	4
小说里的潜意识：以莫言《白狗秋千架》为例	齋藤晴彦	16
文艺之家中的王啸平――从王安忆和茹志鹃的角度出发	松村志乃	27
莫言作品邦訳一覧	編集委員会	31
【研究ノート】
“老兵新传”：“后革命”视阈下的革命英雄形象新变 ――关于《文化报》和《生活报》的论战――	冯雷	40
華中、蘇南新聞専科学校	天野節	44
【2018.9 – 2019.7 例会報告の概要】
阿成、初期の作品から ――「正正経経説幾句」、「良娼」について	徳間佳信	56
方方「軟埋」	加藤三由紀	58
鉄凝「飛行醸酒師」	齋藤晴彦	61
漢人在家信徒のルポルタージュとチベット仏教の動向	川田進	62
劉慶邦「啞炮」	倉持リツコ	64
莫言「木匠和狗」と陳暁明「“歪擰”的郷村自然史 ――従『木匠和狗』看中国現代主義的在地性」	加藤三由紀	65
『Ｓ-Ｆマガジン』2019年8月号《Short Stories》	上原かおり	67
中国文芸家REQUIEM（2018.8‐2019.9）	久保京子、編集委員会	70
活動の記録（2018.9‐2019.7）	松村志乃	82
编辑后记	編集委員会	83
表紙イラスト佐藤直美莫言《蛙》上海文艺出版社 2009.12 刘慈欣《三体Ⅱ 黑暗森林》（典藏版）中国科幻基石丛书　重庆出版社 2016.6 方方《软埋》人民文学出版社 2016.8

◆第32号　2018年12月
【論文】
「六〇后」の自省――孫惠芬『寻找张展』	下出　宣子	1
劉慈欣の創作におけるキャラクター小説化 ――『超新星紀元』から『三体Ⅲ』へ	上原かおり	12
蘇童「十九間房」を読む ――ナラトロジーと文学性からの分析	齋藤　晴彦	25
語られた空間と方言――夏商『東岸紀事』論	賈　海涛	37
【研究ノート】
村の手仕事と記憶――葛水平「空山・草馬」、「黒雪球」	加藤三由紀	49
中国の大学院生への文学作品愛読書アンケート ――2017年12月華南師範大学・中山大学講座来聴者の回答から	加藤三由紀	53
房偉の“幽霊抗戦”小説「中国野人」	塩旗伸一郎	61
【2017.9〜2018.7 例会報告の概要】
薛憶溈「剧作家」	天神　裕子	67
「新詩百年：中国当代新詩理論批評研討会」参加報告及び洪子誠「詩人的“手芸”概念――当代新詩史料」紹介	佐藤普美子	71
日本ペンクラブ主催「中国作家代表団との座談会」参加報告 ――附：紅柯さんを悼む	塩旗伸一郎	73
同時代中国における新たな「政治と文学の関係」の模索 ――重点作品扶助制度の創設と茅盾文学賞の改革にいたるまで	和田　知久	77
朱暁琳「永遠留学」	福島　俊子	80
手書き地図から見た空間イメージ ――『上海文学』特集「城市地図」	賈　海涛	81
中国文芸家REQUIEM（2017.9－2018.9）	編集委員会	83
活動の記録（2017.9－2018.7）	松村　志乃	95
编辑杂感	蛙	96
表紙イラスト　佐藤直美红　柯《额尔齐斯河波浪》上海文艺出版社2011.6 孙惠芬《寻找张展》春风文艺出版社2017.2 葛水平《空山・草马》太白文艺出版社2018.1

◆第31号　2017年12月
【論文】
蕭軍剪影――『日記』を手懸りに蕭軍の「文学」を考える ――書かれざる「小鬼」の物語と「江上」――	下出　鉄男	1
日本における中国映画『不屈の人びと』の受容	蓋　曉星	26
不条理の背後 ――蘇童「蝴蝶与棋」を読む――	齋藤　晴彦	36
【研究ノート】
賈樟柯の近十年 ――『長江哀歌』から『山河ノスタルジア』まで――	下出　宣子	47
浙江省の余華　作家になるまでの足取り	中島　大地	55
【2016.11〜2017.7 例会報告の概要】
沈石渓「斑羚飛渡」	倉持リツコ	61
中国当代文学研究会第19回学術大会参加報告	塩旗伸一郎	62
徐則臣『耶路撒冷』	上原かおり	66
余華の最初期短篇小説に関する分析	中島　大地	68
王安憶「小飯店」	布施　直子	69
王安憶「冬天的聚会」	齋藤　晴彦	72
王安憶「髪廊情話」、「臨淮関」	松村　志乃	73
中国文芸家 REQUIEM（2016.8～2017.8）	編集委員会	77
活動の記録（2016.9－2017.7）	松村　志乃	87
编辑后记		88
表紙イラスト　佐藤直美徐则臣《耶路撒冷》北京十月文艺出版社、2014.3 王安忆《发廊情话》上海文艺出版社、2015.12 葉広芩著、福地桂子・奥脇みち子・田葳訳『青木川伝記』中国書店、2016.10

◆第30号　2016年12月
【論文】
国共内战时期(1945－1949)的萧军 —关于《文化报》和《生活报》的论战—	下出　铁男	1
在市场和作协之间 ――近20年中国文艺状况	王　晓渔	19
【研究ノート】
黄錦樹「拿督公（雨聲）」「歸來」について ――日本（軍）表象の視点からの考察	西端　彩	26
蘇童の香椿樹街シリーズを読むために	齋藤　晴彦	33
史鉄生の個人的記述からみた可能性 ――『詹牧師』におけるユーモアを中心に	孫　若聖	40
【2015.9 – 2016.7 例会報告の概要】
「紀念“魯迅在西安”曁魯迅学術研討会」参加報告	塩旗伸一郎	48
麦家「日本佬」	塩旗伸一郎	49
劉照如「藍頭巾」	徳間　佳信	51
劉躍利「将軍的一次別離」	徳間　佳信	51
蒋韻「英雄血」	齋藤　晴彦	53
賈士蘅「戰雲下的蜀中童年記趣」	天神　裕子	55
茹志鵑文学における世代	松村　志乃	56
蒋方舟さんを迎えて ――閻連科・蒋方舟『両代人的十二月』について	布施　直子	58
“劉慈欣科幻小説与当代中国的文化状況”研討会参加報告	上原かおり	60
『天涯』2015年第6期「戦争と平和」討論小輯	塩旗伸一郎	62
黄咏梅「病魚」	下出　宣子	64
季季「一個簡単的問題」	天神　裕子	67
黄崇凱「水豚」	倉持リツコ	69
公開対話会「作家閻連科と語る――『愉楽』（《受活》）はどう読まれたか」報告	徳間　佳信（記録・翻訳：天神裕子、西端彩）	71
趙樹理生誕110周年記念活動に参加して	加藤三由紀	91
中国文芸家REQUIEM（2015.6‐2016.8）	編集委員会	93
活動の記録（2015.9‐2016.9）		105
编辑后记		106
表紙イラスト佐藤直美閻連科著『受活―布老虎長篇小説』春風文芸出版社，2004 閻連科著、谷川毅訳『愉楽』河出書房新社，2014

◆第29号　2015年11月
【論文】
欲望の構造――胡学文「命案高懸」の語りから	遠藤　佳代子	1
甘耀明とその作品－神秘列車を中心に－	西端　彩	15
【研究ノート】
孟繁華・程光煒『中国当代文学発展史（修訂版）』を読む	齋藤　晴彦	25
【書籍紹介】
『愉楽』閻連科著、谷川毅訳	徳間　佳信	32
【2014.9 - 2015.7 例会報告の概要】
「新時期文学史（私家版）」	徳間　佳信	37
鉄揚「黒」（『当代』2014年1期）	天神　裕子	38
学会報告「社会史視野下的中国現当代文学―以趙樹理為中心」	加藤　三由紀	41
周燕芬講演「1950年代初中国文藝運動中的文学問題 ―以対『我們夫婦之間』的批判為例」	加藤　三由紀	43
「両岸新詩国際論壇」参加報告	佐藤　普美子	45
荊歌「香如故」（『当代』2013年5期）	塩旗　伸一郎	46
宝樹『時間之墟』（長江文芸出版社、2013年11月）	上原　かおり	48
中国文芸研究会・日本中国当代文学研究会合同夏合宿によせて	塩旗　伸一郎	54
中国文芸家REQUIEM（2014.7‐2015.7	編集委員会	55
活動の記録（2014.9‐2015.7）		70
编辑后记		71
表紙イラスト佐藤直美日本中国友好協会『新中國短編小説選』,1951 甘耀明著『神秘列車』寶瓶文化, 2003 宝樹著『時間之墟』長江文芸出版社,2013

◆第28号　2014年11月
【論文】
洪子誠「材料和注釈:1957年中国作協党組拡大会議」に関する覚書 ――「丁、陳反党集団」問題を中心に――	下出　鉄男	1
莫言の長編小説『蛙』の物語構造	齋藤　晴彦	30
【研究ノート】
中国人監督が撮った映画『靖国 YASUKUNI』	下出　宣子	38
【書籍紹介】
『海のむこうの狂想曲らおまぁショートショートコレクション』労馬著、谷川毅訳	松村　志乃	43
『西海固の人々中国最貧地区に住む回族の暮らし』石舒清著、王征写真、徳間佳信訳	天神　裕子	47
【2013.9 - 2014.7 例会報告の概要】
石舒清「公冶長」	徳間　佳信	51
蒋一談「透明」	塩旗伸一郎	52
孫恵芬『生死十日談』	久保　京子	54
現代漢詩と古典テクスト――也斯「詩経練習」(2012)を中心に	佐藤普美子	56
葉広芩『青木川』について	福地　桂子	57
陳亜珍『羊哭了、猪笑了、螞蟻病了』	加藤三由紀	59
両代作家の近作短篇が描く〈文革〉
・魏微「胡文青傳」	徳間　佳信	60
・王璞「灰房子」	布施　直子	62
「中国科幻文学再出発学術工作坊」参加報告	上原かおり	63
中国文芸家REQUIEM（2013.7‐2014.7）	編集委員会	65
活動の記録（2013.9‐2014.7）		73
编辑后记		74
表紙イラスト　佐藤直美梁秉鈎著『普羅旺斯的漢詩』OXFORD UNIVERSITY PRESS, 2012 陳亜珍著『羊哭了、猪笑了、螞蟻病了』北京燕山出版社, 2011 　李纓監督『靖国 YASUKUNI』Dragon Films, Inc., 2008

◆第27号　2013年11月
【釜屋修初代会長追悼】
釜屋修先生を偲んで	（日本）中国当代文学研究会事務局	1
釜屋修著作目録		1
悼念釜屋修先生	中国当代文学研究会会长白烨	16
悼念远方的朋友（附：釜屋修《谨致中国读者》）	董大中（加藤三由紀解題）	18
釜屋修先生，纯洁的日本人……	董炳月（中村みどり訳）	22
萦绕心头的琴声――纪念釜屋修先生	周燕芬（塩旗伸一郎訳）	26
梦里花落――怀念釜屋修先生	张青（下出宣子訳）	31
＜会員からの追悼文＞石井恵美子上原かおり　奧脇みち子　加藤三由紀久保京子　佐藤普美子天神裕子　徳間佳信　平石淑子　福地桂子　布施直子　松村志乃　和田知久渡邊晴夫
【論文】
科学小説作家顧均正と「倫敦奇疫」	上原かおり	51
高暁声の「探求」したもの（研究ノート1）新たな文学サークル活動――「探求者」	天野節	64
権威の相対化と文学の自律性 ――洪子誠「“大連会議”材料的注釈」から考える	加藤三由紀	75
笛安「龍城」三部作『西决』『東霓』『南音』について	下出宣子	86
【エッセイ】
两种人的友谊――悼梅娘并记梅娘与赵树理	董大中	94
【首都師範大学文学院主催国際シンポジウム参加記録】「トラウマ記憶と文化表象：文学はいかに歴史を書くか」
シンポジウムの概要	加藤三由紀	100
シンポジウム主催者記録からの抜粋
参加随想――拓かれた可能性	石井弓	105
参加随想――「人民」「底層」概念のトラウマ性	杉谷幸太	108
参加随想――語りえない記憶	加藤三由紀	109
【2012.9‐2013.7 例会報告の概要】
『中国新鋭作家短編小説選――9人の隣人たちの声』作品評
徐則臣「この数年ぼくはずっと旅している」	上原かおり	111
葛亮「尹親方の泥人形」	塩旗伸一郎	112
ツェリンノルブ「アメリカ」	徳間佳信	114
金仁順「トラジ～桔梗謡～」	下出宣子	115
程光煒「小説的読法――莫言的『白狗秋千架』」から莫言「白狗秋千架」を読む	加藤三由紀	116
王蒙「懸疑的荒蕪」	徳間佳信	118
魯敏「字紙」	布施直子	120
中国文芸家REQUEM (2012.8‐2013.7)	編集委員会	122
活動の記録（2012.9‐2013.7）		126
编辑后记		127
表紙イラスト釜屋修監修『同時代の中国文学　ミステリー・イン・チャイナ』東方書店陸文夫著、釜屋修訳『消えた万元戸』めこん董大中序、梅娘訳『玉米地里的作家』(釜屋修『中国の栄光と悲惨』抄訳)北岳文芸出版社

◆第26号　2012年11月
【中国当代文学與陝西文学創作中日学術研討会】
概要と総括	塩旗伸一郎
“去地域性”与“去史诗化”――新世纪陕西长篇小说创作观察	周燕芬
由新近发现的路遥1980年前后给谷溪的六封信看路遥当时的创作与思考	梁向阳
孫犁の貢献――園丁としての孫犁	渡邊晴夫
知識青年文学における少女のイメージ（知青文学中的“少女”形象）	杉谷幸太
賈平凹のエッセイを読む	布施直子
路遙の生涯と作品	天野節
当代詩歌に関する報告について	佐藤普美子
シンポジウムのテーマに寄せて――鳥瞰図と資料	加藤三由紀
西安のシンポジウムに参加して	松村志乃
西安シンポジウム印象記	上原かおり
西安行とその後	渡邊晴夫
【論文】
「真実」探索としての旅およびその永遠性 ――『一句頂一万句』の場合	劉静華
未及深化的三重呈现――新世纪十年诗歌印象	冯　雷
【エッセイ】
莫言さんと天城の思いで	釜屋修
『黄金世界』読後雑感	藤重典子

【2011‐2012例会報告の概要】 2011年9月王　前『中国が読んだ現代思想』	徳間佳信
鄭小驢「迷墻」	上原かおり
2012年1月　儲福金「棋語・借用」、「棋語・立」	徳間佳信
「老三届」世代の「青春無悔」言説についての歴史的分析	杉谷康太
3月劉醒龍『天行者』	加藤三由紀
4月蘇蘭朵「寻找艾薇儿」	天神裕子
6月賈平凹「定西筆記」	塩旗伸一郎
中国文芸家REQUIEM（2011.5‐2012.5）	釜屋修
日本中国当代文学研究会活動の記録
编辑杂感	（Ｇ）

◆第25号　2011年12月発行
新版「爸爸爸」をどう読むか――附：新旧版本校勘表	塩旗伸一郎
【研究ノート】高暁声の「探求」したもの（研究ノート5） ――文革……「新“世説”」	天野　節
范小青の描く小説のテーマと人物像	布施　直子
老舎『宝船』に読みとる大躍進批判	藤重　典子
精読会余滴――「さすまた」って何だ？	釜屋　修
【エッセイ】如何阅读路遥 ―― 一些个人的经验和感受	杨　庆祥
解題：楊慶祥氏の路遙研究	加藤三由紀
劉暁波『最後の審判を生き延びて』をめぐって	下出　鉄男
【書評】梁鴻『中国在梁荘』（江蘇人民出版社2010年11月）	加藤三由紀
【例会報告の概要】 2010年9月　『重返八十年代』所収2論文（洪子誠、賀桂梅）	加藤三由紀
10月　常芳「一日三餐」	田井　みず
【「新時期文学」再読―80年代第9回】宗璞「我是誰？」	布施　直子
12月　イーユン・リー『さすらう者たち』	下出　宣子
2011年1月　徐則臣「跑歩穿過中関村」	上原かおり
徐則臣「最後一個獵人」	布施　直子
中国文芸家REQUIEM 2010年8月～2011年7月	釜屋　修
日本中国当代文学研究会活動の記録
编辑杂感	（青）

◆第24号　2010年11月発行
「卵の側」に立つ文学――17年後に『白鹿原』を読む	塩旗伸一郎
1990年代初期の王安憶小説 ――『紀実と虚構――世界を創造する方法の一種』を中心に	松村　志乃
新疆の杜重遠――盛世才との関係をめぐって	下出　鉄男
【研究ノート】科学小品文の生成と『十万個為什麼』	上原かおり
“看风景” 的诗学：当代诗的政治可能性 ――卞之琳《断章》与萧开愚《下雨》之比较	姜　涛
【エッセイ】「08憲章」覚え書き	藤重　典子
【書評】我们还需要一部什么样的文学史？ ――兼评《中国当代文学60年》	冯　雷
【80年代文学再読】馬原「岡底斯的誘惑」	和田　知久
韓毓海「李沢厚、劉再復、甘陽対我們時代的影響 ――八十年代的反思与継承」	加藤三由紀
周立波『山郷巨変』再読	加藤三由紀
【例会報告概要】 2009年9月下出宣子/ 10月上原かおり/ 2010年3月塩旗伸一郎/ 4月加藤三由紀、布施直子、田井みず、徳間佳信/ 5月徳間佳信/ 6月久保京子、下出宣子
【翻訳】鄧友梅「“画兒韓” をさがして」	日本中国当代文学研究会精読会訳
中国文芸家REQUIEM 2009年8月～2010年7月	釜屋　修
活動の記録（2009.9－2010.7）
编辑杂感	（纸老虎）

◆第23号　2009年11月発行
賈平凹『高興』――閏土イメージからの救出	加藤三由紀
文学テキストとしての「史料」 ――ラナ・ミターによる杜重遠の「反日」言論の解釈をめぐって	下出　鉄男
たったひとりの「長征」――張承志「北方的河」を読む	徳間　佳信
「救救孩子・・・・」日本語訳小考	松浦　恆雄
【中国当代文学60年シンポジウム】 “中国当代文学六十年” 国際学術研討会参加報告
回望当代文学风雨历程　推进文学的现代化民族化 ―― ”中国当代文学六十年” 国际学术研讨会会议综述	龙慧萍，冯雷整理
中国郷村文学の現代的意味	加藤三由紀
当代文学を飛翔する鳥のイメージ 80年代から現在までの少年少女が主人公の作品を中心に	野原　敏江
孫犂の方法――「美」を創りだす思想	渡邊　晴夫
【八十年代文学再読】韓少功「爸爸爸」――「醜悪」と「崇高」とをめぐって	田井　みず
方方「風景」	徳間　佳信
例会報告概要 2008年9月小島久代/ 11月釜屋修/ 12月塩旗伸一郎 / 2009年1月松村志乃/ 4月下出宣子、釜屋修/ 7月布施直子
中国文芸家REQUIEM 2008年8月～2009年7月	釜屋　修
活動の記録（2008.9－2009.7）
编辑杂感	（岳母）

◆第22号　2008年11月発行
物語の可能性を求めて ――残雪『最後の愛人』を読む	赤羽　陽子
エドワード・ヤン（楊徳昌）追悼に代えて ――『ヤンヤン夏の想い出』と『牯嶺街少年殺人事件』をめぐって	下出　宣子
賈平凹『秦腔』の叙述方法	塩旗伸一郎
中国＜魯迅学＞札記	山田　敬三
【八十年代文学再読】八十年代文学再読――「重返八十年代文学」に寄せて	加藤三由紀
阿城「三王」――『孩子王』を中心に	下出　宣子
古華『芙蓉鎮』と八十年代の時代状況	田井　みず
【研究ノート】「務虚」について――史鉄生『務虚筆記』題名考	栗山千香子
【例会報告概要】 2007年9月加藤三由紀/11月布施直子/ 12月加藤三由紀 / 2008年1月久保京子/ 6月加藤三由紀/ 7月布施直子
【雑誌調査】『芙蓉』	加藤三由紀
【翻訳】林斤瀾小品三篇『姉と弟』天野祐子・田井みず/ 『従姉妹』釜屋修/『同級生』布施直子解題・作者について
【短信】 08夏・四川にて	天野　祐子
中国文芸家REQUIEM 2007年8月～2008年8月	釜屋　修
活動の記録（2007.9－2008.7）
编辑杂感	（鸺）

◆第21号付録　2007年12月発行
『中国新時期文学邦訳一覧（増補・改訂版）』（在庫あり）

◆第21号　2007年12月発行
「私」の書く八十年代――王安憶『おじさんの物語』論	松村　志乃
書評：劉旭『底層叙述：現代性話語的裂隙』	加藤三由紀
例会報告の概略 2006年9月　書評　宇野木洋『克服・拮抗・模索』…加藤三由紀 10月　遅子建「世界上所有的夜晩」…布施　直子 11月　中国現代詩国際学術シンポジウム…佐藤普美子（九葉読詩会と共催） 12月会報20号合評：松村志乃「王安憶『我愛比爾』試論」…上原かおり 2007年3月『今天』2006-3 (74期)　紀念文革40周年専号より夏楡「紅亮的心」…加藤三由紀野夫「童年的恐懼与仇恨」…布施　直子梁小斌「遊闘牌記事」…福地　桂子韓少功「“文革”為何結束？」…塩旗伸一郎劉自立「人民文革者思想探源」…田井　みず 5月「尋根」文学再考…松村　志乃 6月　余華『兄弟』…釜屋　修 7月　格非「不過是垃圾」…徳間　佳信
例会報告・雑誌調査 2006年10月　『鍾山』…布施　直子 2007年１月　『今天』…佐藤普美子
中国文芸家REQUIEM（2006.9－2007.7）	釜屋　修
活動の記録（2006.9－2007.7）
后记	（F＆F）

◆第20号　2006年11月発行
「西洋」の追求 ――王安憶『我愛比爾』試論	松村　志乃
封印された悲しみ ――格非「戒指花」について	徳間　佳信
例会報告の概略 2005年9月布施直子/ 10月加藤三由紀・徳間佳信/ 11月久保京子/ 12月塩旗伸一郎/ 2006年1月上原かおり/ 3月下出宣子/ 5月下出宣子・徳間佳信/ 7月釜屋修・田井みず
例会報告・雑誌調査 2005年10月『天涯』加藤三由紀　『花城』徳間佳信 2006年1月『収穫』福地桂子　『科幻世界』上原かおり 5月『大家』下出宣子 6月『上海文学』中村みどり 7月『人民文学』田井みず
中国文芸家REQUIEM 2005年6月～2006年5月	釜屋　修
中国文芸家REQUIEM索引（二） 2003年5月～2006年5月（会報第18号～第20号）	釜屋　修
日本中国当代文学研究会会報収録篇目一覧
活動の記録（2005.9－2006.7）
后记	（原）

◆第19号　2005年11月発行
中国文芸界の組織と管理構造（４・完） ――めまぐるしい転変/文聯規約	釜屋　修
性愛から透視する文革批判 ――王小波「黄金時代」を読む	赤羽　陽子
王晋康のSF ――科学のセンス・オブ・ワンダーはいかに物語に実を結んだか	上原かおり
受け渡される生命の感受 ――石舒清の「小青驢」	徳間　佳信
透视文学评论界的潜规则 ――答记者问	董　大　中
例会報告の概略 2004年6月/福地桂子　7月/松村志乃、徳間佳信　9月/久保京子 10月/塩旗伸一郎　11月/徳間佳信　12月/久保京子 2005年1月/中村みどり、和田知久（論文評） 3月/釜屋修、和田知久　4月/赤羽陽子　5月/上原かおり 6月/田井みず　7月/徳間佳信
中国文芸家REQUIEM（2004.6 – 2005.7）	釜屋　修
活動の記録（2004.9 – 2005.7）	（河水）
后记

◆第18号　2004年11月発行
滅びゆくもの、残るもの ――賈平凹の近作に見る創作志向	塩旗伸一郎
賈樟柯の世界 ――中国のインディペンデント映画	下出　宣子
隠れたもう一つの戦争 ――金甌「一条鱼的战争」（一匹の魚の戦争）を読む	徳間　佳信
蘇童の中篇小説「井中男孩」について	森岡　優紀
常规研究与创造力的获得 ――以朱光潜研究、写作道路为参照的讨论	贺　照　田
2003年度例会報告の概略 4月/布施直子・5月/釜屋修、福地桂子・6月/鷲巣益美、赤羽陽子・7月/上原かおり・9月/加藤三由紀・10月/徳間佳信、土屋肇枝・12月/鷲巣益美・1月/福地桂子・3月/布施直子・ 4月/加藤三由紀・5月/田井みず、上原かおり
中国文芸家REQUIEM（2003.5 – 2004.5）	釜屋　修
中国文芸家REQUIEM索引 1987年1月～2004年5月（会報第5号～第18号）	釜屋　修
日本中国当代文学研究会会報　収録篇目一覧
私と当代文学研究会 ――成立の過程と草創の個人的思い出	釜屋　修
活動の記録（2003.9 – 2004.7）
编辑后记	（不孤）

◆第17号　2003年10月発行
王安憶「香港の情と愛」論	松村　志乃
中国のジャンルSF――その確立と多様化	上原かおり
怀疑与追问： ――一种正在形成的思想气质和文学精神	张　志　忠
「近代的な近代以降」について	下出　鉄男
汪曾祺「歴史問題」の謎	徳間　佳信
汪曾祺の「羊舎一夕」について	白石　獏
暴力と愛のミステリーに包まれた記憶(ルーツ) ――金仁順の作品を読む	野原　敏江
沈之瑜と家族――王安憶の随筆から	石井恵美子
2002年度例会報告の概略 (5月/白石獏・6月/宇野木洋・7月/天野節・9月/布施直子・ 10月/下出宣子・11月/上原かおり・12月/福地桂子・ 1月/加藤三由紀・3月/松村志乃、岩崎菜子)
中国文芸家REQUIEM（2002.6‐2003.5）	釜屋　修
活動の記録（2002.9‐2003.7）
後記	（京）

◆第16号　2002年9月発行
「下郷知識青年」の思想について	下出　鉄男
張抗抗著「隠れた伴侶」――主人公蕭瀟の“隠れた伴侶”読解	上原かおり
阿城『威尼斯日記』について	田井由美子
高行健『ある男の聖書』評	藤重　典子
『上海宝贝』、あるいは自己愛の万華鏡	徳間　佳信
“新时期”文学体制的建构与丁玲的复出	王　中　忱
中国文芸界の組織と管理構造（３） ――文聯第七次・作協第六次全国代表大会について	釜屋　修
《小月》故郷探訪記	塩旗伸一郎
陳徒手『人有病天知否』―「午门城下的沈从文」について	小島　久代
2001年度例会報告の概略
中国文芸家REQUIEM（2001.5―2002.5）	釜屋　修
活動の記録（2001.9－2002.7）
后记	（纸老虎）

◆第15号　2001年9月発行
社会主義リアリズム論争ノートⅥ　「世界観」について ――エンゲルスのバルザック評価に対する中野重治の解釈をめぐって	下出　鉄男
孟暉の作品世界	徳間佳信
中国文芸界の組織と管理構造（２） ――文聯・作家協会（その二）――作協規約の変遷	釜屋　修
張元のこと　――『東宮西宮』を中心に――	下出　宣子
筆名を変えた作家――鬼子のこと	鷲巣　益美
例会報告集（概略）
会報第14号合評会の記録
ある日の精読会の記録――2000年5月6日（土）
中国文芸家REQUIEM（2000.7―2001.5）	釜屋　修
活動の記録（2000.9－2001.7）
后记	（黑猫）

◆第14号　2000年9月発行
祝祭空間としての「受戒」	徳間　佳信
高暁声の略歴と作品	天野　節
〈印象〉のディスクール――史鉄生「鐘声」論	栗山千香子
王朔『看上去很美』について	杉野　元子
裘山山とその作品について	宮入いずみ
述平の描く「事件」について	鷲巣　益美
往復書簡：第13号掲載論文をめぐって
中国文芸家 REQUIEM（1999.4～2000.6）	釜屋　修
日本中国当代文学研究会活動の記録（1999.7～2000.7）
编辑杂感	（鱼）

◆第13号 1999年8月発行
中国文芸界の組織と管理構造（１）――文聯・作家協会（その一）	釜屋　修
汪曾祺における「天真」――「黄油烙餅」と「白鳥の死」の時代性	徳間　佳信
遅子建の中の魚	土屋　肇枝
林白の作品にみられる女性形象	伊禮智香子
李馮の“聯網四重奏文学賞”受賞作について ――「唐朝」「紀念」「胡蝶」「拉薩」	鷲巣　益美
韓少功の手――99年1月於海口	加藤三由紀
張潔著作目録	福地　桂子
中国文芸家 REQUIEM（1998.1～1999.3）	釜屋　修
日本中国当代文学研究会活動の記録（1998.4～1999.6）
编辑杂感	（雕）

◆第12号　1998年8月発行
90年代文学評価の視角――´97中国新時期文学対話会印象記	釜屋　修
「ポスト文革」期の文学観念に関する一考察 ――モダニズムに対する「誤読」とポストモダン	宇野木　洋
書く私 ――王安憶『紀實和虚構――創造世界方法之一種』をめぐる一考察	藤重　典子
劉心武会見記	渡邊　晴夫
詩人鄭敏の印象	佐藤普美子
「中国新時期文学対話会」の記録
部分作家問詢
中国文芸家 REQUIEM（1997）	釜屋　修
日本中国当代文学研究会活動の記録（1997.4～1998.3）
编辑杂感	（市）

◆第11号　1997年4月発行
触知する手――舒婷詩試論	佐藤普美子
蘇童「妻妾成群」試論	藤重　典子
陳染「小鎮シリーズ」について	鷲巣　益美
畢淑敏とその作品の一側面（附作品リスト）	宮入いずみ
格非を懐う	桑島　道夫
北京書店巡り	栗山千香子
中国文芸家 REQUIEM（1995.8～1996.12）	釜屋　修
例会活動の記録（1995.11～1997.3）
編輯雑感	（Yi mei）

◆第10号付録　1997年1月発行
『中国新時期文学邦訳一覧（暫定稿）』（在庫あり）

◆第10号　1995年10月発行
賈平凹『廃都』について	塩旗伸一郎
「記憶」の物語――格非の小説について	下出　宣子
悪意ある読者――余華「偶然事件」を読む	石井恵美子
顧城・雷米作『英児』研究資料	藤重　典子
「実験」と「理想」――新時期における史鉄生	久米井敦子
程乃珊の教師像	福地　桂子
汪曾祺と新筆記小説――中国小説の「現代化」をめぐって	松浦　恆雄
汪曾祺講演会のことなど――93年／春／北京	釜屋　修
社会主義リアリズム論争ノートⅤ	下出　鉄男
中国文芸家 REQUIEM（1994.1～1995.7）
例会活動の記録（1994.1～1995.9）
日本中国当代文学研究会会報論文・資料総目録（1～9号）
編輯雑感	（嘎）

◆第９号　1994年3月発行
程乃珊の『蒼い館』を読む	福地　桂子
「空中小姐」ノート――王朔へのひとつのアプローチ	西野由希子
放蕩的厳粛，嬉笑的悲哀――関于《廃都》的評価問題	黄　修己
馮至の「素朴」について	佐藤普美子
【書評】『ワイルド・スワン』上・下	鷲巣　益美
【書評】『夫殺し』――多様な読みの可能性	藤重　典子
方方主要著作目録	土屋　肇枝
中国文芸家 REQUIEM（1992.11～1993.12）
例会活動の記録（1993年）
編輯雑感	（栗）

◆第８号　1993年1月発行
「新写実小説論」考	加藤三由紀
史鉄生試論	久米井敦子
『紅高粱家族』読後	土屋　肇枝
社会主義リアリズム論争ノートⅣ――〈国防文学〉と社会主義リアリズム	下出　鉄男
【書評】『紅衛兵の時代』（張承志）	藤重　典子
【紹介】環境文学雑誌『緑葉』について	杉野　元子
中国文芸家 REQUIEM（1991.5～1992.10）
例会活動の記録（1991.9～1992.11）
編輯雑感	（杉野）

◆第７号　1991年10月発行
馬原小説札記	阪本ちづみ
池莉の作品世界について	赤柴　展子
社会主義リアリズム論争ノートⅢ――〈典型〉について	下出　鉄男
胡風についてⅠ――88年以後の胡風再評価	伊禮智香子
残雪会見記	藤重　典子
許子東氏講演「“新時期”文学の歴史的意味」に寄せて	加藤三由紀
例会活動の記録（1990.3～1991.7）
中国文芸家 REQUIEM（1990.1～1991.5）
編輯雑談	（惠）

◆第６号 1990年4月発行
混沌を描く	平石　淑子
「“痛苦”と“醜”」	佐藤　民人
残雪『蒼老的浮雲』（エッセイ）	藤重　典子
1985年後中国文学的一個側影	宗　誠
創造新英雄人物論小結	陳　企霞（江上幸子訳）
中国当代文学代表団を迎えて	釜屋　修
合宿のテーマをめぐって――感想二、三	下出　宣子
例会活動の記録（1988.10～1990.2）
中国文芸家 REQUIEM´88、´89
編輯雑感	（阪）

◆第５号　1988年7月発行
劉再復『人物の性格の二重組み合わせ原理を論ず』『文学の主体性を論ず』の読後レポート	江上　幸子
〈社会主義リアリズム〉論争ノートⅡ――陳企霞と第二次文代大会	下出　鉄男
茹志鵑会見記	小塩恵美子
『犬だんなの涅槃』をめぐって	瀬戸　宏
【文壇花絮】張依吾＝伊吾？――駱賓基と魯迅、交信の謎	平石　淑子
当代文学備忘録①馮驥才	釜屋　修
馮驥才著作リスト（初稿）	青谷　政明
【連載】３　台湾文壇――郷土文学論争	葉　寄民
中国文芸家 REQUIEM´87
当代文学研究会例会活動の記録（1987.10～1988.7）
短信
編輯雑談	（平）

◆第４号 1987年9月発行
石評梅の恋	中本百合枝
話劇《狗児爺涅槃》を観て――北京から	小塩恵美子
シナリオ《狗児爺涅槃》を読んで――東京から	江上　幸子
年末年始北京大学見聞記（1986-1987）	Teng Shan
【文壇花絮】張賢亮の本のことなど	青谷　政明
【連載】２　台湾文壇――詩壇・現代詩論争	葉　寄民
会員消息
原稿と例会参加のおねがい
当代文学研究会例会活動の記録（1984.12～1987.9）
編輯雑感	（江）

◆第３号　1986年2月発行
陸文夫『小巷人物志』――「小販世家」を中心に	小塩恵美子
〈社会主義リアリズム〉論争ノートⅠ	下出　鉄男
【連載】台湾文壇１．概況　２．唐文標／哀悼文（葉笛）　３．陳映真／映画化ニュース	葉　寄民
【文壇花絮】宗璞と可愛いい弟――文学と家族・断想	釜屋　修
〔資料〕張賢亮著作目録（付・関係文献）	青谷　政明
〔消息〕１～４
バックナンバー目次
編輯雑感	（鉄）

◆第２号 1985年2月発行
崩れ行く風景の向う側――高暁声「水東流」、鄧剛「陣痛」	釜屋　修
李准『その道を歩んではならない』の評価をめぐって	加藤三由紀
【当代文学作家の周辺】張潔と駱賓基	小塩恵美子
張一弓「犠牲」と李小nao（当代農村文学札記の二）	青谷　政明
創刊号目次
当代文学研究会例会活動（1983.5～1984.11）
編輯雑感	加藤三由紀
作家協会第四次会員代表大会決定の人事を読む	KAMAYA

◆創刊号　1984年3月発行
創刊にあたって	釜屋　修
当代農村文学読書札記――阿Ｑの影を念頭に	青谷　政明
孔捷生と天安門事件	杉山　菜子
柳青とリンゴ――柳青再評価をめぐって	加藤三由紀
編輯雑感	釜屋　修

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